●介護サービスと連携します

　在宅医療においては、病気の治療よりも、療養環境の整備が先決であるとわたしたちは考えます。
どんなに高級な治療も、患者さまが安心して療養できる環境がなければ、治療効果は期待できません。
わたしたちは「介護の現場を知る医療機関」として、ご家族や介護者・施設運営者の方々との積極的な
協力関係を通じ、よりよい療養環境づくりに参加させていただきたいと考えています。

●主治医意見書や各種指示書の作成
●ケアマネージャーやご家族様への診療情報の提供
　（居宅療養管理指導）
●ケアプランに合わせた診療計画の調整
●担当者会議・退院前カンファレンスへの参加
●診断書作成など
●施設に入居されている患者さまの場合、施設運営者との円滑な連携と支援方針の共有。

在宅で安心して療養を続けるためには、万が一の際に入院や検査を受け入れてくれる病院の協力が必要です。
当院では、地域ごと、患者さまごとに高度医療機関と連携し、緊急時のバックアップ体制を確保するよう努めています。
● 在宅医療では対応できない専門医による診察や治療
● 緊急時の入院受け入れ、CT・MRIなどの画像診断、内視鏡などの精密検査